スポンサーサイト    --/--/--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
久々にツィードな冬    10/07/2010
ツィード素材

しばらくぶりに更新してみる。

今年はツィードの雰囲気ですね。久々に重たい素材が流行の兆し。
きっと色味はきれいなものがよいでしょう。
ツィードは生地自体にボリュームがあるので、ジャケットならばシルエットはナローで芯地やパッドなどは極力抜いて。
ライトウェイトのツィードで一枚仕立てのコートなども良いかもしれません。

とはいえ暖冬だと着る機会少ないのよね。
寒くなればいいんですけど・・
スポンサーサイト
コットンサマージャケット 既製品 
IMG_0042_convert_20100514154548.jpg
洋服の話。
オーダーで服を作る場合、うちあわせが必要なので着る人が見えています。
お客様を採寸して生地を選んで、細かなディティールの確認をしないと作れません。
オーダーものの醍醐味はその作業にあるのではないでしょうか?
もちろん寸法がきちっと合っているものは、着心地がいいというのもありますが。

既製品の場合はやることが全然違います。
あくまで最初のデザインが勝負です。この生地でこういうデザインで、こういう副資材でこういう縫い方で。
基本の形ができればあとはサイズ設定(グレーディングといいます)をすれば終わりです。
来期はこういうものを提案したいっていうアイディアが決まれば、あとは黙々と作業するだけです。

既製品はこちらからの提案が勝負で、注文服は逆にお客様の提案を形にすることだと思います。
当たり前ですけどね。

先日取引先のお店で、弊社の服を着ていたお客さまを見かけました。
とってもお洒落に着こなしていて、正直嬉しかったです。
ぼくよりもずっとお洒落に格好よくコーディネートしていました。
どこかで誰かが嬉しそうに着ていてくれているんだなって思う。
商売だからっていえばそうなんですけど、やっぱり嬉しいものなのです。

この仕事していてよかったな?って思う瞬間でした。
おひさしぶりです    08/06/2009
おひさしぶりです
もう八月ですね。アルケミストととして三年目の夏です。
みなさまいかがおすごしでしょうか?
世の中は不景気で巷でも暗いニュースが多いみたいです。
ぼくの業界は景気の波をもろに受けるので、やっぱりよい話は少ないです。
それでも生きてゆかなくてはいけないので、どうしようこうしようと悩む日々は続きます。
考えていても景気はしょうがないのですが。

今回は長く話します。

去年から東京でも福岡と並行して仕事をしていました。
いわゆるアパレルメーカーから仕事をもらい、工場に入れる企画営業職です。
スーツを作る工場なので、スーツもしくはジャケットの注文をとってまわります。
以前代理店の営業をしていたので、それほど仕事自体は難しくなかったのですが
昨年の景気の急降下以降は受注がとてもシビアになりました。
いままでの高単価スーツは各社とも在庫を残し、期中セールの連発です。
もともとセレクトショップ用にクオリティ重視の生産体制なので、コストを抑えるのも限界があります。
よいものはやはりそれなりの値段がしてしまいます。
中国生産のものに比べるとコスト面では圧倒的に不利ですね。
今、国内大手アパレルメーカーの重衣料(スーツなどのドレスアイテム)チームは価格競争と在庫減らしに必死です。そんな状況なので閉業、倒産する国内の工場が多くなってきました。
悲観的なことばかり書きましたが、自分の契約工場は生き残っています。
技術的なものもありますが、比較的取引先に恵まれていたことも大きいです。
ありがたいことです。

福岡ではALCHEMISTとしてオーダーで一人一人のためにスーツを作っています。既製品として卸もやっていますが、あくまでメインはオーダーです。
ネットや通販では売れない僕自身を売っているのだと思います。
月日を重ねるごとにそのことを忘れがちになっていました。
今よりもっとよいものを作ることを、毎日心がけないといけないです。
新しいデザインや面白い生地などを常に研究していくこと。
会社を辞めて自分でやりたかったのは、やりたいことができなかったからでした。
今ならなにをするのも誰にも許可はいりません。とっても自由ですね。

先日福岡のFUJITOさんというデニムブランドの方に、京都にある某メンズブランドの商品を見せてもらいました。感銘を受けたのがコットンツイードのテーラードジャケットで加工により、くたっとした雰囲気に仕上がっていました。生地と加工のバランスが絶妙で、なによりデザイナーのこういうものが作りたいっていうイメージが伝わる商品です。
ぼくはどうなんだろうって改めて考えさせられました。

あんまり本音でなんでも書いてしまうと、自分の洋服のカリスマ性(もしあれば・・)が下がってしまう気がしまいますね。

5月ぐらいから色々試行錯誤して新しい取り組みをしています。
具体的に形になってきたらDMやネットでも告知します。

4月から消えてたホームページはリニューアルしています。8月中にはなんとかできそうです。

それまではブログで色々UPします。

時々こういう風に個人的な感じで肩肘はらずに書きますので、今後ともよろしくお願いいたします。

                                                  明石 悟郎


二月になりました    02/09/2009
kiji.jpg

今年の春夏は今までと違って、あまり大きな生地のトレンドはないみたいです。
昨年から引き続き『世界のナベア○』的なシャイニー素材が、トレンドとして打ち出されています。
シルクだったりリネンだったりが混じって光沢のあるものですね。
ライトグレーっていうのも一般化してきましたし、スーツ屋としては提案しにくいシーズンです。
というわけで遅まきながら春夏生地入荷しました。

それとメーカーから春夏のディスカウント生地も入れました。
インポート生地が通常の半値です。
仕立て上がりで6万からになります。
写真以外にも英国もののサンプルもとっています。
ハリソンズのスリーシーズンものと、モヘアのコレクションは特にお得ですね。
在庫に限りがありますのでお早めにどうぞお越しください。

今季はレートの関係もあり、全体的にインポート生地が割安です。
靴やカバンも安くなってくれたら嬉しいのですが、あんまりそういう話を聞きませんね。

そろそろ花粉症の季節です。明石もかなりのアレルギーです。
花粉症のみなさま、なんとかみんなでこの苦行を耐えましょう。







080306_1606~0001

お客様との会話の中で説明してはいましたが今一度・・・

ALCHEMISTの契約工場は大手セレクトショップや高級専門店のOEMを縫製
戦前より続く老舗で官公庁の制服も請け負うなど多方面からの信頼も厚い
我々ALCHEMISTのように個人向けの小規模サロンのスーツを型紙から
一着づつ縫製するのは異例でもある
ジャケットだけでも170工程を要するなど、通常の既製スーツの1.5倍もの工程数
『背広』だったいわゆる日本的なスーツから現在のスーツブームの原型に至るまでは
ある転機を境に

本場イタリアより職人を呼び寄せてイタリア的なスーツの仕立て技術を習得
それを日本で量産化に成功したのはその当時にも非常に画期的だった

総毛芯のスーツを専門として胸周りのボリュームと下襟の立体的なロールを実現した
上襟は山状にプレスをかけて首に吸い付くような形状を作り肩までにかかる重量を
うまく分散させる事に成功しこれが所謂、軽さとフィット感になっている
出荷前と思われがちなプレス作業
こちらも各工程間に組み込み、巧みなアイロンワークが人体に沿う丸みを作り出す
時代は量産化に向けて工程をいかに省くかという流れの中
あえて各工程にこだわることで業界内での特化となった

これだけのこだわりを持つ工場ではパターンオーダーを請け負うブランドも
極一部に限られていて、そのひとつにALCHEMISTが入っている
ALCHEMISTはパターンオーダーの形式に一着づつ型紙作成を行うフルオーダーの手法
より仕立て服の原点に近い形でALCHEMISTオリジナルパターンのスーツを提案
毛芯は獣毛と天然素材を使用した4種類を用意して生地やデザインにより使い分けている

同価格帯のスーツでは世界有数の品質を提供出来ている
シーズン毎に生地の入れ替えを行いヨーロッパのインポート生地を中心に
3000種類以上のバリエーションを持っている
シーズントレンドや時代性をふまえた上で各個人のニーズに合わせた生地とデザインを提案
フルオーダーのシャツ、オリジナルのネクタイと併せてのスタイリング提案で最旬でありながら
ワードローブの活性化にも一役かって行きたいという姿勢・・・

と、ここまで書いた中で分かりづらい単語や表現も多々あるかと思いますが
とにかく本物を一人一人にちゃんと合う形でよりリーズナブルに提供出来ているのは
強力な縫製サイドの努力もあってのことだということです
何十年もの永い年月身に纏うスーツはその着る人の個性や人格を現すものとなっていきます
自分だけのための本物を身に纏うステータスを存分に噛み締めて頂けると幸いです
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。