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HARRIS TWEED
ハリスツィード
今回はこの王冠マークで有名なハリスツィードについてお話をしたいと思います。
ハリスツイードとは、イギリスのスコットランドにあるハリス島で作られるツイードです。
1906年、ストーノウェイの会議で決められた紡績機械を使って作られたツイードを本物のハリスツイードと認め、検査にパスした商品は本物の証明として協会のマークをつけることができます。
ハリス島にはハリスツィードをつくる工場が何社かあります。
【今何社残っているのか知らないのですいません】
要は100年前の作り方を今でも頑な守っているというわけです。
ツィードってゴワゴワしてるので最近の人はあまり着ないのかもしれませんが、
油分をたっぷり含んだ毛を紡いでいるので実際あたたかいんですよ。
時代とともにハリスツィードも変わっていきます。
2000年を前後にライトウェイトと呼ばれるやや軽めのものが、ハリスの中でも主流になります。
フィニッシュといって表面の加工もゴワゴワしたものからふわっと柔らかいものになりました。
要は重たくてガシってした旧来の生地から、イタリア的な柔らかい生地にマイナーチェンジしたんですね。
使われる毛の量も3分の2ぐらいなっているので、コスト的にも抑えられます。
ただぼくは個人的に旧来の無骨な重たいツィードが好きです。
英国の男の歴史を感じさせる生地です。スコットランドの潮風の香りがしそうです。

10年以上前に、ぼくがハリスツィードを扱う代理店で働いていたときの話です。
コムデギャルソンとの商談で、彼らのリクエストがまさにそれでした。
現在のハリスではなく、シャネルツィードの初期のようなものがほしいといわれました。
1950年ぐらいのアーカイブでしょうか?大柄でごっつい生地でした。
ギャルソンがそのぐらいごついツィードをどう料理するのか、個人的にはものすごく見てみたかったのですが
残念ながら会社的にはNGだったので、ハリス島の紡績工場に直接探しにいってもらうことになりました。
もし倉庫の奥に眠っていたら、ギャルソンテイストの面白い服が出来上がったのではないでしょうか?

懐古主義ではなくいいものはいいのである。
時間がいくらったっても本物は残ると信じています。
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エドワードグリーン    12/09/2010
エドワードグリーン
これは英国のエドワードグリーンというメーカーの靴です。
ブランド薀蓄は割愛します。ネットで検索すればすぐにでてきます。
便利な時代になりました。昔は本を読んだり人に聞いたりして調べたものです。
これはビューローというモデルで、ウイングチップのメダリオン【穴飾り】がないデザインです。
10年以上前に前職のセレクトショップで、入社後初めて社内割引で買った靴です。
自分が最初に買ったドレスシューズは、二十歳のときに蒲田の商店街で買ったトリッカーズでした。
トリッカーズ→クロケットアンドジョーンズ→オールデンと徐々にステップアップ?していきました。
オールデンのコードバンのチャッカーブーツは当時でも9万円ぐらいだったと思います。
そう考えるとオールデンって値段変わらないですね。
自分が買った時、たしかクロケットも4万ぐらいだった記憶です。
エドワードグリーンとジョンロブは20台半ばのぼくにはあこがれの存在でした。
販売員が自店で履くのはグリーン以外はNGだったので(今考えるとすごい環境ですね)、思い切って三足買いました。黒のストレートチップと茶のストレートチップです。アルバイトのぼくにはでかい出費でした。
先輩から言われたのは
「安い靴なんていらない。本当にいい靴は一生履けるぞ。男は黙ってエドワードグリーンだ。」
なんだかよくわからなかったけど、素直に従ってよかったと今では思います。
この靴は二回オールソール交換をしました。
アッパーは結構手入れをさぼっていますが写真のとおり元気です。
つま先とかかとには青のシュークリームを時々入れてます。
もとは茶色一色だったのがコンビみたいな色になってきました。年期とともにいい味が出てきています。
これを買ったのは24歳の時でした。
気がつけばぼくはもう37歳になろうとしています。
ぼくもこの靴のように、格好のよい歳のとり方をできているのでしょうか?
さて・・


だぶるすたんだーど    05/27/2010
ALCHEMIST 新型オリジナル6×6ダブルモデルwjk_convert_20100527150739.jpg
業界では流行るはやる詐欺の域になったダブルの新モデルです。
まったく流行っていないようにように感じるのはぼくだけでしょうか?
それでも新型を作りました。
今回のダブルは軽さを追求をしました。以前から作っていた毛芯ががっちりはいったダブルではなく
芯は前衿部分のみ。あとはなるべく副資材をぬいて見た目にも軽い印象。
ダブルってかしこまっちゃうので、もっとフランクに着れるように新設計しました。
この写真のサンプルはエドウィンウッドハウス社の強撚サマーウールを使用。
軽く丈夫で涼しい生地です。ボタンは黒蝶貝ボタンでエレガントなアクセントに。
普通の3ボタンジャケットと比較して肩周りとバストにボリュームだして、よりウエストシェイプを強調。



こんな感じで。あまり堅すぎないダブルの提案でした。あくまで細身にシャープに。
オーダーのみ対応です。上下で¥80000?JKのみ¥55000?
2009年1月    01/08/2009

明けましておめでとうございます。
みなさまのおかげでアルケミストとして三度目の正月を迎えられました。
本当にありがとうございます。

連日テレビや新聞でも暗い話題ばかりで、なんとなく気が滅入りがちですね。
派遣労働者の問題。タクシー強盗。政府の景気対策。海外ではパレスチナの紛争。
などなど。

僕にかかわるすべての人に幸せになってもらいたいと思います。
僕はいろいろな人に助けられています。
感謝をこめて
2009年が素晴らしい年でありますように。



錬金術    10/31/2008
錬金術
錬金術(れんきんじゅつ、Alchemy)とは、最も狭義には、化学的手段を用いて卑金属から貴金属(特に金)を精錬しようとする試みのこと。

広義では、金属に限らず様々な物質や、人間の肉体や魂をも対象として、それらをより完全な存在に錬成する試みを指す。錬金術の発達の過程で、硫酸・硝酸・塩酸など、現在の化学薬品の発見が多くなされ、その成果は現在の化学 (Chemistry) にも引き継がれている。歴史学者フランシス・イェイツは16世紀の錬金術が17世紀の自然科学を生み出した、と指摘した。

錬金術です。「鋼の錬金術師」はちょっと内容が違うみたいです。
ぼくがアルケミストという言葉を知ったのは20歳の時です。
デザイン学校に通い、その年頃のみんなと同じように将来に漠然と不安を抱いて何をすればいいのか悩んでいました。
学校帰り、渋谷のパルコブックセンターで時間つぶしをしていて、可愛い装丁の一冊の本が目に留まりました。
それがパウロ=コエーリョ著の「アルケミスト」でした。
なんの予備知識もなく読み進めていったので、シンプルにメッセージを理解することができました。
ぼくの人生を大きく変える出会いでした。
内容は割愛いたします。

時々何かに迷うときに本を開きます。
今は正しい道の上にいるのかどうか考えます。

毎日誰かの貴重な時間共有しています。


ぼくはぼくの作る洋服が好きです。大切にしてもらっているのを見ると嬉しくなります。
どの服にも思い入れがあります。
一枚の布切れが誰かの最高の一着になってほしいと。


錬金術って素敵な言葉ですね。








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